一昨日(2/20)は、鶴居村からウトロまで移動しました。朝5:30過ぎにツルの撮影ポイントである音羽橋に行ったのですが、すでに橋の上のには三脚がぎっしり並んでいました。撮影ツアーの観光バスも3台来ていました。しかし、この日は、曇天で、気温があまりさがらず、ツルの動きも殆どなく、単に川の中にツルが居る状態でした。私の周りの人も諦め顔で早々と引き上げて行きました。
朝食を食べて、伊藤サンクチュアリ・鶴見台と廻りましたが、合計で4羽のツルを見かけだけだけでだったので、ラッコのくうちゃんを狙って、幣舞橋方面に出かけました。くうちゃんにどこであえるか心配でしたが、幣舞橋の袂に人が集っているのが見えたので、行ってみると水から上がって、寝転がっているくうちゃんを見ることができました。くうちゃんは時々、カメラのシャッター音が気になるのか上をみたり、寝転びながらも、かわいらしい仕草を見せてくれました。降り始めた雪を気にすることなく、マイペースのようでした。くうちゃん見物に来て、川の中に落ちる人を防ぐため、警備員も出ており、柵などに寄りかかったりするとすぐに拡声器で怒られますので注意が必要です。また、橋の袂の有料駐車場(30分 100円)がガラガラなのに、路上駐車している人も見かけましたので、お互いに気をつけましょう。
釧路から標茶までは、「SL冬の湿原号」で移動しました。私が乗ったのは、4号車偶数席番の窓側なので、殆どの区間が湿原の反対方向になります。しかし、何回か駅に通って、やっとの思いで入手した切符なので文句は言えません。多分、ツアーで押さえられていた分のキャンセル分だと思っていましたが、案の定、回りはツアー客で一杯でした。多分、添乗員やバスガイドに教えられていたと思いますが、発車前から、客室内は、社内のダルマストーブで焼くスルメの匂いが充満します。匂いに敏感な人は、この列車に乗らない方が無難と思います。釧路川の鉄橋には、平日の雪の降る天気にも関わらず、カメラマンが何人かいました。東釧路近くの会社の窓からは従業員らしきの人がこちらに向かって手を振っていました。確か一昨年前に乗ったときにも、手を振っていた記憶があるので、ここの会社は「SLに手を振ること」が業務の一つになっているのかもしれません。
釧路湿原駅を過ぎる頃には、列車はどんどん湿原の中を進んで行き、エゾシカの歓迎を受けます。年に何回か北海道に通う私には、普通の景色ですが、団体客には大受けで、車内のテンションがかなりあがります。ただ、列車が進むにつれて、あまりにも多くのシカを見かけるので、だんだんと普通のテンションに戻ります。塘路では、5号車のツアー客が降り、5号車は殆ど空っぽになります。全席指定席ですが、何人かの乗客はこの空いた席を狙って移動する人もいますし、車掌も黙認です。塘路を過ぎ、しばらくすると、進行方向左側にタンチョウを見ることができました。私がこの列車に乗る目的の一つに「タンチョウに出会う」ということがあるので、これで目的達成です。次の茅沼では、写真のように数羽のタンチョウが我々を出迎えてくれました。鶴居村で同宿した人に聞くと、多い日では十数羽が姿を見せるそうです。殆ど毎日来ているようなので、比較的、座席の確保がしやすい塘路・標茶間でもこの列車に乗車する価値はありそうです。(もっとも塘路までどのように移動するかという問題がありますが)
標茶からはツインクルバスでウトロまで移動しました(料金2000円)。このツインクルバスですが、3日前までにJRの切符を見せてJR北海道の駅などで予約購入という、道外の人間には壁の高いルールがあるのですが、ツインクルプラザへ電話すると、当日渡しという便宜を図ってくれます。指定席などを確保したら、早めに電話することをお勧めします。標茶を出発する頃には本格的な雪になりました。途中に立ち寄った摩周湖は写真のような吹雪模様でした。観光客の中にはこの吹雪が珍しいようで、この吹雪の中にわざわざ外に出て、ポーズをとっている人もいました。(カメラ担当はもちろんガラスの内側です。)
この日は、風も強く、雪も降っていましたが、結局のところ予定より30分ほど早く到着しました。オーロラファンタジーを楽しみにしていましたが、この日は悪天候で中止になり、残念の結果になりました。テレビの天気予報は明日の昼過ぎには風が弱くなるようなことを言っており、本当の北海道の冬の凄さを知らない私は、次の日に起こることを予想だにせず、深い眠りにつきました。
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